A.
仮囲いが適切に設置されていない場合、仮囲いの破損や倒壊。または接触事故のリスクが高まります。
仮囲いは広く確保できれば作業性は向上しますが、実際の現場では建物規模や第三者の通行動線を優先するため、十分なスペースが取れないケースがほとんどです。
その結果、仮囲い内部では足場材や設備部材を立て掛ける状況が発生しやすくなります。
本来は立て掛けは禁止ですが、作業の過程では一時的な立て掛けや人の寄りかかりも想定した設計が必要です。
仮囲いの設置方法は主に以下の2通りです:
- LGSランナーを天井にビス止めする方法
- 突っ張り材で天井に押し付ける方法
天井下地にビスを効かせられる場合は強度面で有利ですが、下地が無い場合は現場ごとの工夫が必要になります。
特にエレベーターホールが吹き抜け構造の場合は、壁のみで構成されるため、転倒・寄りかかりへの対策が重要になります。
Q. 仮囲いで動線を考えないと何が危険?
A.
動線を考慮しない仮囲いは、第三者との接触事故や作業効率の低下を引き起こします。
各階のエレベーター乗場前では、通路幅を確保することが最優先です。
そのため、階ごとに仮囲いのサイズを変えたり、壁を斜めに配置するなどの調整が必要になります。
一方で、仮囲い内の作業性も同時に検討しなければなりません。
例えば:
- 三方枠の斫り作業時に工具が振れるか
- 脚立が設置できるか
- 資材搬入経路が確保されているか
さらに、レール・カゴ部材・三方枠の搬入を想定した開口位置の設計も重要です。
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